日本の里100選 上附馬子・大出(遠野市)No.6
- 2014/11/26
- 13:07
「永遠の日本のふるさと」、河童や妖怪にだまさずに、遠野物語の
舞台を走った。日本人が懐かしむ風景とは

舞台を走った。日本人が懐かしむ風景とは

8月18日 岩泉町 → 盛岡市
8月19日 盛岡市 → 遠野市 → 上附馬子大出 → 遠野市
遠野市内の宿に荷物を預け、今日の目的地、早池峰神社の周辺を
目指した。
荷物を預けて良かった。預けなかったら、登るのがかなり厳しい坂だった。
やっと早池峰神社に着いた。かなり古い歴史を感じさせる神社だ。
本堂はこの奥100m先にある

本堂、誰もいない、何処か神秘的な雰囲気がある。

早池峰神社の隣にある旧小学校跡地、数人が草刈や掃除をしていた。

看板には早池峰ふる里学校と書かれている。草刈をしていた人に尋ねると、
まあ、良かったら中をご覧くださいという。

旧小学校跡地を市の管理の元でこの地域の活動拠店となっている。
間もなくこの場所で結婚式と披露宴を行う予定があり、今はその準備に
忙しいらしい。
夏まつり、講演会や冬は雪玉合戦などを催している。
東日本大地震前までは山菜を産直で販売して、住民にとって
結構いい収入になっていた。
しかし、原発事故で早池峰山一体が放射能で汚染され
山菜だけでなく、牧場の草も食べられなくなったそうだ。
毎週、線量モニターの結果が送られてくるらしいが
被害は甚大だという。特に、牛は放牧できずに牛舎で
飼育して、除染に莫大な金がかかっている。
山菜程度だと東電の被害補償申請が複雑すぎて
ほとんどの人が諦めているそうだ。
福島から250km以上離れていると思うが、ここまで
影響しているとは。。。
これがいつまで続くのか、永遠に続くのかという
言葉がここにずしっと残った。

さらに山の上にある牧場を見てきた。やはり牛の姿がない。
写真にある山のさらに奥に早池峰山があるが今日は見えない。

日本の里の写真にある上附馬牛大出(かみつきもうし おおいで)
の場所は舗装がされておらず、遅い時間になりつつあったので
断念。
下山して田園風景を見渡すと、遠野が日本のふる里の原風景
といわれる景観の訳がわかったような気がする。
(一つの要因として)
小学校の時に図工で山の絵を描くと、決まってなだらかな
山が連なり、道が緩やかに蛇行している絵を描いた記憶が
ある。ここは、まさに360度山の稜線がなだらかなのだ。
その麓に農村がある。
まさに日本人のDNAが懐かしむ風景がそこにある。


一つ残念なのが、遠野の馬っこと馬を飼う曲がり家を
見損なった。9月には馬まつりがあるそうだ。一度みてみたい。
今日は、ライトをつける時間まで走って久しぶりに
ヨレヨレだ。 今夜は遠野市の民宿にお世話になる。
8月19日 盛岡市 → 遠野市 → 上附馬子大出 → 遠野市
遠野市内の宿に荷物を預け、今日の目的地、早池峰神社の周辺を
目指した。
荷物を預けて良かった。預けなかったら、登るのがかなり厳しい坂だった。
やっと早池峰神社に着いた。かなり古い歴史を感じさせる神社だ。
本堂はこの奥100m先にある

本堂、誰もいない、何処か神秘的な雰囲気がある。

早池峰神社の隣にある旧小学校跡地、数人が草刈や掃除をしていた。

看板には早池峰ふる里学校と書かれている。草刈をしていた人に尋ねると、
まあ、良かったら中をご覧くださいという。

旧小学校跡地を市の管理の元でこの地域の活動拠店となっている。
間もなくこの場所で結婚式と披露宴を行う予定があり、今はその準備に
忙しいらしい。
夏まつり、講演会や冬は雪玉合戦などを催している。
東日本大地震前までは山菜を産直で販売して、住民にとって
結構いい収入になっていた。
しかし、原発事故で早池峰山一体が放射能で汚染され
山菜だけでなく、牧場の草も食べられなくなったそうだ。
毎週、線量モニターの結果が送られてくるらしいが
被害は甚大だという。特に、牛は放牧できずに牛舎で
飼育して、除染に莫大な金がかかっている。
山菜程度だと東電の被害補償申請が複雑すぎて
ほとんどの人が諦めているそうだ。
福島から250km以上離れていると思うが、ここまで
影響しているとは。。。
これがいつまで続くのか、永遠に続くのかという
言葉がここにずしっと残った。

さらに山の上にある牧場を見てきた。やはり牛の姿がない。
写真にある山のさらに奥に早池峰山があるが今日は見えない。

日本の里の写真にある上附馬牛大出(かみつきもうし おおいで)
の場所は舗装がされておらず、遅い時間になりつつあったので
断念。
下山して田園風景を見渡すと、遠野が日本のふる里の原風景
といわれる景観の訳がわかったような気がする。
(一つの要因として)
小学校の時に図工で山の絵を描くと、決まってなだらかな
山が連なり、道が緩やかに蛇行している絵を描いた記憶が
ある。ここは、まさに360度山の稜線がなだらかなのだ。
その麓に農村がある。
まさに日本人のDNAが懐かしむ風景がそこにある。


一つ残念なのが、遠野の馬っこと馬を飼う曲がり家を
見損なった。9月には馬まつりがあるそうだ。一度みてみたい。
今日は、ライトをつける時間まで走って久しぶりに
ヨレヨレだ。 今夜は遠野市の民宿にお世話になる。
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